黒ウィニー
黒ウィニー
黒ウィニー
今回は黒ウィニー。
今や1マナ2/1は珍しくない時代、ウィニーの代表格白のみならず黒でもそれは同様です。
ほんの些細なペナルティ能力も付いて回りますがご愛敬、勝利の前ではライフなんて1点で十分。
そもそも最近の黒のカードのデメリットは精々がライフルーズくらいの物、≪ファイレクシアの抹殺者≫や≪Demonic Consultation≫を使った事のある人にはあってなきが如しでしょう。
それではレシピをどうぞ!

土地 19枚
≪沼/Swamp≫ 19

クリーチャー 31枚
≪搾取ドローン/Reaver Drone≫ 4
≪夜市の見張り/Night Market Lookout≫ 4
≪第四橋をうろつく者/Fourth Bridge Prowler≫ 3
≪光袖会の収集者/Glint-Sleeve Siphoner≫ 4
≪精神病棟の訪問者/Asylum Visitor≫ 4
≪才気ある霊基体/Gifted Aetherborn≫ 4
≪トロスタッドの死騎手/Pale Rider of Trostad≫ 4
≪透彫虫の群棲/Fretwork Colony≫ 4

インスタント 5枚
≪邪悪借用/Borrowed Malevolence≫ 1
≪致命的な一押し/Fatal Push≫ 4

ソーサリー 4枚
≪集団的蛮行/Collective Brutality≫ 4

エンチャント 1枚
≪死の重み/Dead Weight≫ 1

ではカードの解説に移りましょう。
まずは1マナ圏のクリーチャー。

≪搾取ドローン≫
上述した”1マナ2/1ペナルティ能力持ち”の典型例ですね。
ペナルティの内容も”自アップキープに他の無色のクリーチャーをコントロールしていないと1点ライフルーズ”というお決まりの物。
速度勝負に全てをかけるこのデッキにとっては、インクの染みと同じようなテキストです。無視しましょう。

≪夜市の見張り≫
こちらは1マナ1/1ですが、タップ状態になる度に1点ドレインを誘発してくれます。
相手の場ががら空きならクロックとしては2/1と変わらず、場が固まっていても特攻で1点は奪ってきてくれる優秀なウィニークリーチャーです。

≪第四橋をうろつく者≫
こちらも1マナ1/1ですが、クリーチャー1体に-1/-1修正のCIP持ち。
クロックを展開しながら相手クリーチャーの除去orサイズダウンでブロッカーとしての性能を一時的に下げることが出来ます。
勿論コンバット後に出して戦闘ダメージと併せての除去も定番のやり方。

ここから2マナクリーチャーです。

≪光袖会の収集者≫
以前も紹介した≪闇の腹心≫の子孫ですね。威迫持ち。
CIP、攻撃誘発でエネルギー1個を得て、アップキープにエネルギー2個を支払って1点ルーズ&1ドロー。
威迫のおかげでダメージが通しやすく、エネルギーの取得も容易です。
自給自足が可能な点がえらいですね。

≪精神病棟の訪問者≫
2マナ3/1とかなりパワーに偏った、まさにこのデッキ向けのカードといった1枚。
”各プレイヤーの”アップキープ開始時にそのプレイヤーのハンドが0の時1点ルーズ&1ドローと、ハンド消費の激しいこのデッキにマッチしたドロー能力を持っています。
”マッドネス(1)(黒)”持ちと下記のカード達とのシナジー兼ハンデス対策も出来ています。

≪才気ある霊基体≫
マナコストのダイエットに成功し、その代償に飛行が消えた≪吸血鬼の夜鷲≫。
飛行がなくとも接死とタフ3のおかげで、多くの場合確実に攻撃を通すことができるでしょう。

≪トロスタッドの死騎手≫
2マナ3/3潜伏持ちと超優秀ですが、CIPで1ディスカードと割と大き目なペナルティ持ち。
上述の≪精神病棟の訪問者≫を一緒に持っていればディスカード分を帳消しにできます。

≪透彫虫の群棲≫
2マナ1/1、ブロックできないとこのデッキでも最低のマナレシオのカードですが、自ターン毎に1ライフと引き換えに+1/+1カウンター1個を取得していきます。
どうせ出したターンは召喚酔いしていることを考えれば、(このデッキに限って言えば)2/2と変わりません。
寧ろサイズアップ分他よりも優れていると言えるクリーチャーなので採用。

他のカードは1,2マナ圏の除去です。
その中で特筆すべきは≪集団的蛮行≫。

≪集団的蛮行/Collective Brutality≫ (1)(黒)
ソーサリー
増呪 ― カードを1枚捨てる。(2つ目以降に選ぶモード1つにつき、このコストを1回支払う。)
以下から1つ以上を選ぶ。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分の手札を公開する。あなたはその中からインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を選ぶ。そのプレイヤーはそのカードを捨てる。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-2/-2の修整を受ける。
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。

モードは3つ。
ハンデス、除去、そして2点ドレイン。
どれも汎用性が高く、特にこのデッキの2点ドレインはダメ押しの火力に使われることも多いでしょう。
増呪コストも≪精神病棟の訪問者≫が手札に有れば何も問題なく2つ以上のモードを選ぶことが出来ます。
主に2点ドレイン+除去で使用していきたいですね。

黒のクリーチャーはやっぱり最高ですね!
昔黒単を愛好していた方も最近の物も嗜まれてみては?
今回もありがとうございました!

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