マジックを振り返る(アンティキティー編)
マジックを振り返る(アンティキティー編)
このセットはある意味、その後のマジックの方向性を決定してしまいました。
そう、強烈なアーティファクト推しセットの元祖がこのセットです。
殆どのカードに「アーティファクト」の字が入っているというトンデモ。
このセットからmtgのぶっ壊れアーティファクトの歴史が始まってしまいました…。
色々有名カードはありますが、その中でも一際特異なのが”Mishra’s Workshop”。
このカードはアーティファクト専用の”3”マナランド。
当時はそこまでではなかったものの、強力なアーティファクトが出るたびにその異常性を発揮していくことと相成ります。
当然レガシーではずっと禁止、ヴィンテージではトップメタの一角のMUDの核になっています。

アンティキティーの土地はワークショップ以外同じセットの中でイラスト違いが複数存在しています。
そこに変則的な希少度も加わったことでややこしいことになっているのも有名。
例えば、ウルザランドは絵柄毎にコモン2のソートとコモン1のソートで分かれてしまっているので同レアリティ内で出回っている枚数に差が出てしまっています。
さらに顕著なのがミシュラの工廠。
これは春夏秋冬の4種のイラストが存在しますが、春だけコモン1のソートで他はアンコモン1での収録。
そのせいで春だけ市場価格が安く、逆に希少度の高い他の季節は(特にイラストの人気が高い冬)高くなっています。
(2017年現在、春は1,000円前後、冬は10,000円前後で取引されています。その差額はなんと約10倍、冬の人気に驚きますね)
※このセットではアンコモンは1から3、コモンは1、4から6と分かれていて、同じレアリティでも数字が小さいほど出にくくなっています。

今回もありがとうございました!次回は3ED(リバイズド)編になります。

コメント

お気に入り日記の更新

日記内を検索