パワーレベルエラッタ
パワーレベルエラッタ
現在のmtgでのエラッタは、基本的にはパワーレベルエラッタ(強すぎるカードを弱体化させるためのエラッタ)は採用されません。
ルール上問題のあるカードにだけ正常に機能するためのエラッタがかけられることになってます。
そう、2枚のカードを除いて。
実は未だにパワーレベルエラッタの残っているカードが2枚だけ存在しています。
それは”水蓮の谷間”と”焦土”。
これらのカードはともに、CIPで2つのアンタップしている土地を生贄にする代わりに、大量のマナを生み出す土地でした。
しかし、第6版でのルール改正の結果、元のテキストだとCIPの解決前にマナを生み出して使い捨てるというかの”Black Lotus”を想起させる動きが可能に。
流石にマズいと思ったのか、ウィザーズに手を入れられました。
紆余曲折の結果、最終的なテキストではコストを支払わなかった場合はそもそも戦場に出られないようにしてしまうという事に。

過去には、パララクスの波やファイレクシアン・ドレッドノート等にも同様にパワーレベルエラッタがかかっており、一時期は登場当初できていた動きが出来なくなっていましたが、それらは現在は解除されてます。
2006年頃からパワーレベルエラッタを排除する現在の方針になったからです。
それでも外されないこの2種が如何にヤバいか、という話ですね。

今回もありがとうございました!

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