キーワード能力解説:第6回 シャドー
シャドー(このクリーチャーは、シャドーを持つクリーチャーのみブロックでき、シャドーを持つクリーチャーによってのみブロックされる。)

シャドーはシャドー持ちだけに触れるという回避能力。
要するに戦場をシャドーと非シャドーの2つに分けてしまうような能力。
過去公式でも失敗と言われており、上記の通り戦場を分割してしまう事を問題視されていたようです。
イメージとしてはスタンドはスタンドでしか触れないみたいな感じ。普通に除去は効くけど。
飛行、馬術、これとあまりに多くの戦場を分ける能力が同時に登場してしまうとゲームとしての面白さを損なうという事でしょう。
やはり、こういった枠は飛行だけあれば十分、という事なのではないでしょうか。

個人的に好きなシャドーカードは≪ダウスィーの殺害者≫

Dauthi Slayer / ダウスィーの殺害者 (黒)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)
シャドー
ダウスィーの殺害者は可能なら毎ターン攻撃する。
2/2

かなりクロックが強力でかつてのシャドーウィニーの定番カードでした。
シャドーに≪憎悪≫をぶつけてやれば即勝てる、というコンセプトのスーサイドブラックでも大活躍。
そこそこの人気があったためか、タイムシフト枠で時のらせんに再録もされました。


メカニズム自体は失敗でしょうが、個人的にはシャドーウィニーなどは結構好きなデッキです。
特に黒ウィニーやヘイトレッドは長い年月を経た今でも中々に人気があるデッキで、黒を代表するアーキの一つと言えます。
コンバットを重視する現代mtgでは、殴り合いそのものを否定しているこの能力が帰ってくることは、非常に残念ながらまず無いでしょうが。

今回もありがとうございました!

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