マジックを振り返る(プロフェシー編)
マジックを振り返る(プロフェシー編)
マジックを振り返る(プロフェシー編)
マスクスブロック最後のエキスパンションで、歴代で最弱と言われる不名誉なエキスパンションとしても有名です。
当時としても使われたカードは少なく、現在のトーナメントシーンとなると更に少なく、というかリスティックの研究と胞子カエルの2枚しか見る事はありません。(しかも両方コモンカード、アンコモン以上に当たり枠は無いと言っていいでしょう)
当時でさえアンコモンのキマイラ像がトップレア呼ばわりされる程度にはレアが弱いです。
特に冬月台地は「マナが出る土地でも最悪」などと揶揄され、18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Timeでも27位に入賞する始末。
流石にSorrow’s Pathには負けていますが、マナが生み出せる土地なのにここまで低評価なのはある意味で凄いです。
同ブロックが非常にバランスの取れた名エキスパンションで構成されていただけに、殊更酷評されるセットだと言えますね。
ある意味では割を食ったとも表現できます。
もっとも、強い方向でバランスを崩していたらそれはそれで困っていたので必要以上に弱くしてしまったのかもしれませんが。
今回もありがとうございました。
pauperをやっていて”お前コモンかよ!?”ってなったカード達 その48 恭しき沈黙
森をコントロールしている際に0マナで唱えられるネメシスのピッチスペルです。
前提条件が前提条件なので使えるデッキは限られていますが、すべてのエンチャントを破壊はやはり強力。
パウパーには呪禁オーラが居るのでサイドボード候補としてはかなり優秀です。
以前紹介した心に静寂とはデッキと相談して使い分けていくと良いでしょう。
収録先がネメシスと古いのもあり、コモンカードにしては中々お値段がするのだけ注意です。
今回もありがとうございました。
トゥルーネーム新規絵
MOで新規絵トゥルーネームがトレジャーチェストに追加されました。
最近はトレジャーチェストの値段が2,2チケ前後の低レートで低迷していたのでテコ入れでしょうね。
惜しむらくは、バトルボンドになんとか間に合わせてそちらもこっちの絵で刷って欲しかった感はありますね。
個人的にはトレジャーチェストは常に2,5チケ前後を維持して欲しいのでこういうテコ入れは大歓迎です。
今回もありがとうございました。
マイナー部族紹介 第1回 カバ
マイナー部族紹介 第1回 カバ
クリーチャータイプ再編以降、大多数が消滅していたマイナーなクリーチャータイプ達ですが、近年、センザンコウやジャッカルなどの復活やモグラというビーストと分ける必要があったのかコレガワカラナイクリーチャータイプの誕生など一部界隈で微妙に盛り上がっています。
そこで不定期的に気まぐれでマイナー部族を紹介していきたいと思います。
まず第1回はカバ(Hippo)。
アライアンスに登場したトークンが初出のこの部族は、長い時を経て少しづつ数を増やし、現在はトークン生成なども含め7枚ものカバカードが存在しています。
特にエジプト風の次元が舞台だったアモンケットブロックでは世界観にマッチしたのか4枚もの新規カードが登場し、近年目覚ましい躍進を遂げた部族と言えるでしょう。
実は日本語訳上は同じカバで全く変わっていないのですが、コビトカバだけは何故か初出時はHippopotamusという省略形でない独自のタイプを持ち、後に他と同じHippoにエラッタされたという謎の変粋を辿っている逸話でも有名な部族です。
初期のクリーチャータイプに対するいい加減さが良く分かりますね。
たぶん最もユーザーの人気があるであろうカバのイラストはPhelddagrifだと思われるですが、実はこいつはカバでは無くフェルダグリフというマジック特有の謎生物でカバではありません。(カバは生成するけど)
マジック的には紫色した羽の生えたカバっぽい生物はあくまでもフェルダグリフであって、カバではないのです。
まあペガサスもあくまでペガサスであって、馬は持っていないのが基本なのでマジックにおいてはそういうものなのかもしれませんが、カバ・フェルダグリフでも特に違和感は無さそうですね。
現実におけるカバの生息範囲の狭さもあって、暫くは再登場しそうにない部族ですが、またアフリカとかがイメージ元の次元が来ればお目にかかれるかもしれませんね。
今回もありがとうございました。
キーワード能力解説:第56回 吸収
吸収はライフ回復の付いたカウンター、ではなく、未来予知で大量に登場した使い捨てキーワード能力の一つです。
肝心の内容は、吸収を持つクリーチャーに発生源1つがダメージを与えられるたび、吸収の数値分ダメージ軽減をするというデッキによっては詰みかねない非常に強力なもの。
当然ながらこんな能力、吸収1でも易々と刷れるはずもなく、現在この能力を持っているのは5マナの血清スリヴァー1体だけになっています。
2度も3度も火力除去を食らわないかぎりは、明らかに板金スリヴァーの方が優秀なのもあり(しかもこっちは1マナ)、まず使われることのない悲しいスリヴァーですね。
もっと軽ければよかったのですが、軽すぎると問題が有りそうなのが難しい所。
一応、クラーク族のシャーマンや黒死病に対しては異常に強いという利点があるだけマシでしょうか。
再登場するのか、かなり怪しい能力の一つですね。
今回もありがとうございました。
マジックを振り返る(ネメシス編)
マジックを振り返る(ネメシス編)
マジックを振り返る(ネメシス編)
マスクスブロックの小型エキスパンションとして発売されたのがネメシスです。
今ではおなじみになった、小型エキスパンションで大型エキスパンションに存在しなかった新規能力が追加された最初のエキスパンションでもあります。
その追加された能力が当時活躍した消散。
ファイアーズを代表として強力さを如何なく発揮した名能力です。
全体の特徴としては、前述の消散持ちの≪はじける子嚢≫、≪パララクスの潮流≫をはじめ、強力なレアが一通りそろっているのが特徴です。
一方で≪蒼ざめた月≫という18,000 Words: The 100 Worst Magic Cards of All Timeのワースト1位に選ばれるようなカスレアが存在するという天国と地獄が同居したようなギャンブル性のあるパックでもありました。
現代では特に高額カードも無く、≪蒼ざめた月≫が出たくらいの事は笑い話で済みますが、当時のプレイヤーは堪ったものではなかったのです。
エキスパンション名のネメシスは、mtgプレイヤーの天敵、カスレアの事を指していたのかもしれませんね(注;エヴィンカーの事です)
今回もありがとうございました。
ジョイラinパズドラ
やたら強くて(現行ストーリーの大ボスのボーラスや主人公のGW達を差し置いて)話題になっているようです。
mtgだと割と美人で人気あるし、運営側に個人的なファンでもいたんでしょうか?
未だかつてないほど輝いてますね…。
かつてここまでジョイラが注目されるような事があっただろうか?いや無い(断言)
出張先は兎も角、本家でも頑張って欲しい所ですね。
今回もありがとうございました。
pauperをやっていて”お前コモンかよ!?”ってなったカード達 その47 畏敬の冠
エンチャント先のクリーチャーにプロテクション(赤)と(黒)を与えるオーラ。
ただそれだけではなく、サクリファイスすればエンチャント先のクリーチャーと共通の部族のクリーチャー全体にプロテクションを付けることも可能です。
つまるところ、スリヴァーが全体除去耐性を持てるって事ですね。
黒曜石の見習い僧が環境に存在するので、使われることは稀ですが、中々面白い(というか珍しいタイプの)能力なので結構好きです。
今回もありがとうございました。
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/core-set-2019-2018-06-22

コモンカード雑感
鼓舞する突撃弱すぎないですか?スタンにしても今突撃あるのにこれは…。
陽光尾の鷹の上位互換も地味に居るのが時代を感じますね。
野生林の鉤爪は調整版怨恨って感じですね。比較対象のおかしさが良く分かります。
コモンはなんていうかいつもの基本セットが帰って来たって感じで言うことないすね。
今回もありがとうございました。
キーワード能力解説:第55回 烈日
キーワード能力解説:第55回 烈日
烈日を持っているカードを唱える際に、支払った色マナの種類を参照して+1/+1カウンター(非生物の場合は蓄積カウンター)が乗った状態で戦場に出て来る常在型能力です。
ぶっ壊れメカニズムの宝庫であるミラディンですが、カードは兎も角、意外にメカニズム自体のユーザー人気は高かったようです。
が、この烈日に関しては他の同期メカニズムたちとは真逆で、ユーザーからはそこまで人気が無かったメカニズムです。
アーティファクト推しの環境で色マナを大量に用意するのは中々に大変で、しかも折角用意しても1色増える毎に劇的に強くなるわけではなかったので当然かもしれませんが。
下環境では高頻度で仕組まれた爆薬が使われているので、これ1枚で中々の知名度のある能力になっています。
銀枠世界ならMox Lotusから思いつく限りの目の色を出すことで大量にカウンターが載せられるので、色のボキャブラリー対決というみょうちきりんなマジックらしからぬプレイヤースキルを求められることも。
今回もありがとうございました。
全知再録
賛否両論ありそうですが、このタイミングでの全知再録は、個人的には結構いいのではないかと思ってます。
本来開発としては、ビッグマナから全知を置いて使って欲しかったのでしょうが、実際には踏み倒しによる悪用ばかりでまともに使われることはほぼありませんでした。
大体にして、10マナトリシンなんて呪文を唱えられるのなら、スタンに存在する呪文位大概は唱えられるので全知を経由する理由が薄いのが理由でしょう。
しかし、今回は宝物という使い捨てのマナソースがあるので、他の時期に帰ってくるよりかは多少はスタン範囲で使う理由があるだけマシかなあと思いました。
まあ、スタン範囲は兎も角、下環境的には高騰していたカードなのでありがたい再録だと言えるでしょう。
今回もありがとうございました。
新クロミウム
前回は弱かったボーラス以外のエルダー・ドラゴンサイクルも、ようやくまともな性能を手に入れたようでなにより。
飛行持ちなのにランページってなんだよ…。そんなのより除去耐性下さいよ。
人間化も背景ストーリーに沿ったもので、中々の再現度ですね。
まさか2018年にクロミウムの新規カードを基本セットで見られるとは、感無量ですね。
今回もありがとうございました。
風景の変容再録
初再録まで非常に長かったですが、遂に来ましたね。
何がしかのマスターズで再録するだろうと想像していたので、基本セットでの再録は意外にも思えますね。
イラストは、たぶんFTやらを鑑みるにイクサラン次元ですかね?
今回の基本セットは本当に色んな次元が登場して楽しいです。
今迄激烈に高かったカードなので、この機会に入手するのもいいかもしれませんね。
今回もありがとうございました。
Nicol Bolas, the Ravager
Nicol Bolas, the Ravager
日本語訳は≪破壊者、ニコル=ボーラス≫とかでしょうか?
4マナ4/4のフライヤーと近年のドラゴンの基本スペックを備えながら、CIPで対戦相手にディスカードさせると前回のアモンケットブロックの時に比べると大分使いやすくなっていますね。
色拘束の強さだけは相変わらずですが、環境が噛み合えば十分に使われる可能性はありそうですね。
裏面も当然ながら、全ての能力が強力ですし、流石ボーラス様といった感じ。
毎回これ位のパワーならと思っちゃいますね。
今回もありがとうございました。
今回もありがとうございました!
おかげさまで新刊を売り終えることが出来ました!
次回は夏コミの金曜日 東地区 "パ" ブロック 60aで参加予定なので宜しくお願い致します。
改めて、サンクリの参加、ありがとうございました!
pauperをやっていて”お前コモンかよ!?”ってなったカード達 その46 精神攪乱スラル
攻撃がブロックされなければハンドを3枚もディスカードさせるとんでもないクリーチャーです。
3マナとやや重めなのと条件が厳しめなのはありますが、中々魅力的な能力をお持ちですね。
3マナと暗黒の儀式を使ってくれと言わんばかりのコストをしているので使う場合は一緒にどうぞ。
1t目に儀式から出せた場合はとんでもなく気持ちいいでしょう。
今回もありがとうございました。

死の男爵再録
アモンケットがローテに残っているこのタイミングでの再録は嬉しいですね。
地味にウィザードなのも部族的には非常に恵まれています。
しかし、相変わらずゾンビロードは基本セットに固まりますね…。
近年ではそうでもなかった(というか基本セットが消えていた)のですが、これ以降はいつものように基本セットでゾンビロードを収録していくパターンに戻るのでしょうか?
今回もありがとうございました。
ギガントザウルス
尊原初みたいなマナコストですね…。
5マナ10/10より4マナ8/8だった方が強かったろうに。
思ったよりも恐竜は活躍しなかったので、イクサランが落ちるまでにこういうテコ入れが来るのは是非もないですね。
基本的にはデカいだけのバニラは倦厭されがちですが、ここまでハイスペックならどうなるのか分かりませんね。
今回もありがとうございました。
運命のきずな
今回は中々ボックス特典が強いですね。
正直今までのボックス特典は番外になって以降かなり弱かったので、良いと思います。
ボックスプロモがいくら強くても、ほぼ確定で入手できる以上はオリジンのジェイスくじみたいな状況よりかは健全ですし。
ウィザーズもボックスを売る以上はある程度必要なのかなあと思います。
しかし、予想以上にタルキール推しですね。
再録カードとかもいくらか入るのか、気になりますね。
今回もありがとうございました。
センザンコウ
センザンコウ
そういえば、幻境奇谭でセンザンコウが新部族としてビーストから独立してましたね。
センザンコウには中々面白い来歴があります。
元々、オンスロートの”うろつくセンザンコウ”がセンザンコウと名の付いた最初のクリーチャーなのですが、実はこいつ、アリクイだった時期があるんです。
当初はビーストとして刷られたものの、ローウィンのクリーチャータイプ大再編に何故か巻き込まれ、何故か2015年までの約8年間もアリクイなどと言う意味不明のクリーチャータイプになっていました。
エタマスで再録されたころには既にビーストに戻っていたので、実際にはアリクイとして刷られたことは1回たりと無いのに、何故かアリクイ。
そんな彼(?)も今回、晴れてセンザンコウになれるのが実にめでたいですね。
今回もありがとうございました!

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